かりゆし58が歌う「オワリはじまり」という曲。
3月にある、児童会主催の「卒業おめでとう集会」で、
6年生が歌う。
2学期の終わりごろ、
6年生の一部の女子から、この歌を「歌いたい」という声が出たのがきっかけで、
6年生の先生たちと相談して、決めた。
冬休み、
楽譜を購入した。
いつもよく利用するインターネットの楽譜サイトでは、見つからず、
書店で見つけた「ピアノ弾き語り 卒業の歌 ベストアルバム」という
ごっつい曲集を買った。
39曲も載っている。
ゆずの「栄光の架橋」や最近話題の「あすという日が」や、
ちょうど、卒業式で6年生が歌う予定の「さくら(森山直太朗)」も載っていたので、
よかった。
ただ、その曲集に載っている「オワリはじまり」の楽譜は、9ページもあるので、
子どもたちには、歌詞だけを書いたものを作って、配ることにした。
歌いやすいように、そして、楽曲分析もかねて、
Aメロ(サビ)、Bメロ、Cメロ、Dメロ・エンディング・・・と、
歌詞をメロディーごとに区切って表示した。
こういう歌は、楽譜で見ると、ややこしく、
聞いて歌ったほうが歌いやすいというのもある。
3学期になり、子どもたちと歌ってみた。
とても楽しい。
みんなで一体になれる感覚がある。
6年生の今の時期だからこそ、
こんな風にみんなの気持ちが一つになって歌える歌なのかもしれない。
私は、あることを思いついた。
それは、この曲の原曲のイメージをできるだけ出すために、
私のピアノ伴奏に、ギターの伴奏を加えてもらうことだった。
6年生の先生で、ギターを弾ける先生がいたらなぁ・・・
早速、6年生の先生に聞いてみたが、残念ながら、みなさん「弾けない」人だった。。。
でも、
「i先生なら、弾けますよ。」と教えてもらった。
i先生は、特別支援学級担任の先生。
6年生とも少なからず、かかわりのある先生だ。
なんでも、i先生は、親睦旅行にギターを持って行ってみなさんの前で披露したとか。
私は、旅行に参加してなかったので、残念ながら聴けませんでしたが。
そういえば、
以前、i先生に、「先生は、何(の教科)が専門なの?」って聞くと、
「専門・・・ってわけじゃないんですけど、
ぼく、音楽が一番好きなんです。」
「音楽って、なんか、楽しいじゃないですか。」
「僕も、音楽を教えてみたいです。」
と、言っていた。
男性で、音楽が一番ってめずらしいな、貴重な存在だなと、思っていた。
i先生は、うちの職場で一番若い、大学出たてのお兄ちゃん先生だ。
お兄ちゃんというより、息子のような可愛さがある。
思わず、「くん」付けで呼んでしまうほどだ。
そのiくん・・・いや、i先生にギターの伴奏をお願いしてみると、
「いいですよ。」と、あっさり応じてくれた。
「ギターは、アコギがいいですか?」と聞くので、
「うん。アコギがいいな。原曲もそんな感じだし。」っていうと、
「エレキでも、アコギのような音が出せるんです。
アンプにつないだら、その方が音は大きくなるんですが・・・。」
へえ~・・・そうなんだなあ・・・
ギターのことは、あまりわからないから、そのあたりは、任せることにした。
ピアノよりもギターの音が目立ってほしいし・・・。
そして、楽譜とCDを渡した。
その2日後。
「ギターの伴奏のことなんですけど・・・」
と、i先生が何か言いたげに私のところへ来た。
「ぼくは、(「オワリはじまり」)もう弾けるようになったんですけど≪おお!さすが!!≫・・・
(6年の)H先生が、できたら弾いてみたいって、言っておられて・・・
で、ぼくも、6年生が歌うから、そのほうがいいかなって思うので、
ぼく、H先生にギターを教えることにします。
間に合わなかったら、僕が弾きます。」
ということになった。
へえええ・・・・・・。
うれしかった。
この忙しい時期に、H先生が、子どもたちのためにギターを弾けるようになろうってがんばってくれることや、
そのために、手助けをしてくれるi先生の気持ちも。
私も、負けないように、しっかり練習しなくっちゃ!!